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2020大統領選①米・民主党支持率と政策のねじれの可能性

2020大統領選・大統領弾劾・米中関係


なぜ、今回このテーマを書こうと考えたかというと、前回2016大統領選での反省からです。
トランプ勝利の予想も然り、その後の米国社会に対して正確なイメージを持ててなかったというう個人的な反省があります。トランプラリーに乗り遅れた投資家の方も多かったのではないでしょうか?2020大統領選、まだ先の話ではありますが、前もってイメージを膨らませておくのはいいのかと思います。まずは、大統領選後の”ねじれ”について。

現状の米議会はねじれています。
上院 共和党53 民主党47
下院 共和党199 民主党235
大統領と上院は共和党、下院は民主党が抑えています。
ちなみに上院の議長はペンス副大統領、下院の議長はナンシー・ペロシ氏です(上院議長は副大統領が兼務します。)

これが、次回の国民投票でどんな変化があり得るでしょうか。支持率を見てみましょう。(出典:GALLUP)

9月16−30日の調査では、支持率40%、不支持率56%でした。
トランプ氏と対立しがちな ワシントン・ポスト だともう少し低い数字が出ています。

共和党支持者からのトランプ氏支持率
9月16〜の調査の共和党支持者からのトランプ支持率はの87%でした。
民主党支持者からの支持率は5%、無党派層からの支持率は36%です。

党別では、民主党が共和党を上回った状態を維持しています。 米共和党・民主党支持率

全体の流れでは、まずは党内での選挙を経て候補者が決まり、その後国民投票へと入っていきます。共和党内の支持率は高いことから、「現状であれば」共和党内の大統領選候補はトランプ氏で決まりだと思います。

トランプ氏の支持率は歴代大統領に比べて低い のですが、一定のレンジで安定しています。
民主党との大統領選でもある意味安定した選挙戦になりそうです。

下院ですが、任期が2年で選挙の度に100%改選なので、議席数の予測は最後までわかりませんが、党別の支持率に加えて無党派層の過半数以上がトランプ不支持ですので、民主党が有利に見えます。

上院は議席数が全体で100、2年毎に1/3ずつ改選されます。現状議席が共和党53・民主党47なので民主党が4議席多く取ると逆転する状況です。
今回の改選対象は34議席ですが、現有議席は共和党22議席、民主党12議席。支持率をそのまま当てはめると民主党17〜18議席、共和党16〜17議席となるので、上院を民主党が抑える可能性は考慮する必要がありそうです。

そうすると、大統領トランプ、上下院は民主党というねじれが発生する可能性が出てきます。
2020にトランプ氏が再選した場合(誰が大統領になっても同じ)、以下の4パターンが考えられるのですが、
1.大統領−トランプ 上院−共和党 下院−民主党
2.大統領−トランプ 上院−共和党 下院−共和党
3.大統領−トランプ 上院−民主党 下院−共和党
4.大統領−トランプ 上院−民主党 下院−民主党

1は現状維持
2は共和党にとって理想の形なので現状の政策がむしろ促進
3は現状の議会構成が逆転するということなので、可能性はありつつ相対的に可能性が低い
そうすると、意識するべきは、4の大統領トランプ、上下院は民主党のケースとなります。
このケース、個人的には、現段階でイメージが付かず不透明感を感じます。
むろん、民主党候補が大統領になった場合には、この問題は発生しません。
ウクライナ・ゲートによる弾劾単体での問題は比較的軽微と考えていますが、弾劾行為を通じての大統領選・米中関係など、影響範囲が広がる可能性があります。

不透明感はマーケットが嫌うところなので、これが意識されだすとマーケットは荒れる気がします。 一方でプラス材料もありえて、特に米中関係についての民主党のスタンスは現時点で明確に聞こえてきていないので、その点明らかになり対中施策の緩和が意識されるなどあれば上昇することもあるでしょう。 内容によって上下どちらの展開もあるのではないかと思います。

まだ先の話なので、流動的な要素は大きいのですが、民主党の支持率の変化で今後の展開がどう変わるか注目しています。
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パトシリア熊五郎

Author:パトシリア熊五郎


個人投資歴16年、会社経営歴8年(2019時点)

2000年前半投資開始、テクニカル分析による個別株投資→ファンダメンタルズによる個別株投資→ファンダメンタルズによる指数投資(オプション取引含む)

会社経営に携わって以降、マクロな国際情勢と金融資産に相関性を見出し、日本米国の株式を中心に新興国や債券を対象に投資を行っています

ブログ記事は長期投資の視点で記載しますので、個別株の紹介やテクニカル分析は予定しません(たまにあるかも)

あくまでノンプロ、ブログの記事内容は投資助言ではありません

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